独学でwebデザインの勉強をしたい!
デザインのスキルを高めたい!
本での勉強は必要不可欠です!
とはいえ、webデザイン関係の本はめちゃくちゃ種類が多いし、しかもそんなに安いものでもないし、どれを選べばいいのかとても悩んでしまいますよね。
そこで、今回は、私が実際に初心者の時に買って良かった本と、現役のwebデザイナーから見てこれは役に立つ!と思う本をご紹介します!
ではどうぞ!
失敗しない!webデザイナーの本選び
私は本を買うときに、
・口コミの評価が高いもの
・プロのデザイナーが紹介している本
・知り合いのデザイナーに紹介された本
という点を意識して選んでいます。
本って結構、博打に近いですよね。
読んでみないと価値がわからないわけですから、読んだ人に意見を聞くのが一番です。
例えば、私は初心者だった頃、プロのwebデザイナーのブログやSNSで紹介されている本をググって、ネットで口コミの良い本を購入していました。
あとは、スクールで先生に紹介された本を購入していました。
本は出版されたばかりの新しいものが良いと思われがちですが、実はそんなこともありません。
web業界は常に変わっていく世界ですが、それでも基本の「き」はいまだに変わらない核の様な部分もあり、5年以上も業界内で「まずはこれを学ぶべき!」と言われる常識があります。
デザインソフトやWordPressに関する本は、常にバージョンアップが行われるため最新版を買うべきですが、その他の知識系であれば最新の本より、人が良いと言っている本を買った方が良いです。
webデザインの基礎が学べる本
01.初心者からちゃんとしたプロになる Webデザイン基礎入門〈HTML、CSS、レスポンシブ〉
1日30分とくぎらせているので、毎日取り組みやすい本です。
「継続は力なり」っていうのは、やっぱり本当で、毎日ちょっとでもいいからコツコツやることで着実に身につきます。
この本は、Web作成のワークフローからHTML、CSSの基礎などコーディング部分や、配色などのデザイン部分まで網羅しているので、webデザイナーになりたいけど何から手をつけていいかわからない…何を勉強すればいいかわからない!という人におすすめです。
すでにwebデザインをかじったことのある人には物足りない内容ですが、初心者であれば最初から丁寧に解説されているので重宝しますよ。
02.なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
挿絵やレイアウトがポップで「目で見て楽しみ」ながらデザインを勉強できる1冊です。
デザインに特化した本で、基礎や概念がしっかり記載されているのでデザインセンスの向上や、具体的なアイディアも豊富なので実戦で使えるデザインストックとしても役立ちます。
ポップなビジュアルなので楽しみながら「なるほど!」と勉強できるので、文字ばかりは辛いという人にはおすすめです。
03.けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本
プロと初心者の大きな違いは「余白」をどれだけ意味を持って作れるかです。
初心者は空間が空いていると不安になり、何かと詰め込んでしまいますが、余白の価値を理解するとぐんとプロに近づけます。
プロのデザイナーはどのように「余白」を考えているのか、具体的に学べる一冊です。
04.ノンデザイナーズ・デザインブック
非デザイナーからも多くよまれ、18年以上も売れ続けているデザインを学ぶ人にとって伝説的とも言える一冊!
読みやすいデザインとは何か?
どうすれば伝わるプレゼン資料を作れるのか?
わかりやすいレイアウトとは何か?
を学ぶことができます。
Web制作者のためのUXデザインをはじめる本 ユーザビリティ評価からカスタマージャーニーマップまで
いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門
Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集
コンバージョンを上げるWebデザイン改善集
webデザイナーのHTMLやCSSの基礎を学べる本
初心者からちゃんとしたプロになるHTML+CSS標準入門
6ステップでマスターする 「最新標準」HTML+CSSデザイン
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
スラスラわかるHTML&CSSのきほん
プラスαでwebデザイナーが読んでおくと良い本
13.沈黙のWebマーケティング
将来的にフリーランスのデザイナーを目指しているなら、手に取っておきたい一冊です。
webデザインはどんなに美しいビジュアルを作っても、売れなければ意味がありません。どうすれば、Webサイトをとうして消費者の心を動かし、購買に繋げられるのかを学ぶことができます。
この本の面白いところは、一般的なお堅い本とは違い、ストーリー仕立てで漫画の様なイラストを用いてチャット(吹き出し)形式で話が進められていく点です。
ものすごい分厚い本なので、手に取った瞬間には「うぇ…」と思うのですが、いざ読み始めると続きが気になって私はものの数時間で読み終えました。
漫画感覚で楽しく学べるのでおすすめです。
14.沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘
ホームページやLP製作時に、ライティングも兼任するなら読んでおきたい一冊です。
ガッツリライティングをしないにしても、どういったライティングが評価され、どういった効果をもたらすのかなど、基本的なことが学べるのでweb業界で働くなら知っておきたい知識が詰まっています。
こちらも上記同様、チャット風の吹き出しでで進められイラストが多いので、漫画を読むような感覚で楽しく学べます。
15.実践する色彩学
これは、ディレクションもする予定だった李、クライアントと直接コミュニケーションをとるデザイナーなら読んでおいた方がいい本です。
色ってデザインの印象を決める大きな要素です。
赤だったら情熱的とかリーダーシップがあるとか、青だったら冷静とか、同じ文化を持つ人(例えば日本人同士)なら、色に対しても同じ印象を持っていることがほとんどです。
デザインを作るときに、そのイメージを言語化してクライアントや仕事仲間に伝えられると相手を納得させられ、デザイン制作がスムーズになります。
まず買うべき本はどれ?
たくさんの本を紹介してきましたが、最初から全て買う必要はありません。
1冊2,000円程度とはいえ、15冊も買うと結構な値段になりますからね…
まだ1冊も本を持っていないなら、まず買うべきなのは、
です。
金銭的に一気に買うのが難しいなら、まずは、この3冊を熟読して、余裕が出てきたら他の本も買ってみるのがおすすめですよ!
まとめ:本で学んだ基礎を仕事で実践して自分のものにする!
本は基礎知識を身につけるには最適のツールです。
現役でバリバリ働いているプロが何年もかかって培ったスキルはたかだか数千円、数時間で得る事ができます。
ただ、いくら本を読んでも、それを実践しなければ意味がありません。
学んだスキルを使って、手を動かしてこそ身になります。
本を読んでみて、独学では難しいと思ったら、スクールに通ってみるのも一つの手です。
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私は、独学は難しいと判断して【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】というスクールに通い、未経験からwebデザイナーになりました。
本を読んでみて、自分で学習できそうだったら、webデザイナーの転職時に必要なポートフォリオ制作に移りましょう。
関連記事【ポートフォリオ】webデザイナー未経験の転職に役立つ作り方
ポートフォリオがある程度形になったら、転職活動も並行して進めると、憧れのwebデザイナーへの道がグッと近づきます。
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