お風呂ダイエットの効果は本当にある?
ダイエット効果は、正直なところ人それぞれです。しかし、お風呂ダイエットは、毎日続けることでダイエット効果が期待できます。
お風呂ダイエットで成功するには高温反復法で入浴するのがおすすめです!
高温反復法とは、熱いお湯に入ったり出たりする方法のことです。
熱いお湯に入ることと出ることを繰り返すことで、交感神経と副交感神経が交互に刺激されると考えられます。それによって自律神経のバランスが整うことが期待できます。
熱いお湯に長時間浸かり続けていると体に大きな負担がかかるし、のぼせてしまうので長時間入っていることが難しいです。しかし、入ったり出たりを繰り返していれば、一旦休憩をすることができるので思っているほど長時間入浴できます。トータルで考えると長時間湯船に浸かっていることになります。
高温反復法で入浴した場合に消費されるカロリーは300~400kcalといわれています。これはジョギング30分ほどに相当する消費カロリー量です。
脂肪1kgを消費するには、7300kcal消費するか摂取カロリーを減らす必要があります。
お風呂ダイエットの注意点は?
お風呂ダイエットでの注意点は、食事制限とは並行しない!という事です。
高温反復法を行うと大量に汗をかき、汗とともに体内のミネラルが失われます。食事制限をすると必要な栄養素の摂取量が減ってしまい、さらに汗でミネラルを失ってしまうと栄養不足になる心配があります。
生理前はホルモンバランスの影響で体調が崩れやすいので、行わないでください。特に生理痛がひどい人、貧血傾向がある人、頭痛がしやすい人などは気をつけましょう。また、生理前よりも生理後の方がやせやすいといわれています。
お風呂ダイエットはどのぐらいの時間が必要?
高温反復入浴法は入浴時間が大切で、1度目の入浴は2~3分ほどです。
いきなりお湯に浸かるのではなく、かけ湯をしてから入浴をします。その後にバスタブからでて5分ほど休憩をします。
次に2回目の入浴をします。時間は2~3分です。その後に5分ほど休憩をします。
休憩中は何もせずにいても構いませんが、体を洗ったり、髪を洗ったりしていてもよいです。1回目の休憩で髪を洗ったら、2回目の休憩で体を洗うなど、髪か体、どちらかだけなら5分ほどで洗えると思います。
そして、最後に5分入浴をします。
トータルだと19~21分ほど時間がかかります。半身浴の場合は20分以上かかるので、それに比べると高温反復法はかかる時間が短いです。
2~3分入浴している間何もせずにいるとつまらないと感じるようなら、マッサージをすることがおすすめです。マッサージには血行を促す働きがあり、老廃物の流れがよくなってむくみがすっきりすることが期待できます。
お風呂ダイエットでふくらはぎに効果があるマッサージは?
マッサージは体の先端から心臓に向かって行うことが基本です。
足首を両手で軽くつかんで、膝下に向かって軽くなでます。膝裏にはリンパ節があり、この部分の滞りを解消するために軽くプッシュをします。次にひざ裏から太ももに向かって軽くなでます。これを片脚で5回ほど繰り返し、左右の脚で行います。
なでるときには、強く力を入れ過ぎないように気をつけてください。力を入れると皮膚や血管を傷つけてしまいます。軽くなでる程度でマッサージ効果があります。
お風呂ダイエットでお腹に効果があるマッサージ
お腹を「の」の字を描くようにマッサージをします。手のひらを軽く当てて、なでるようにマッサージをします。お腹には胃や腸などが納まっていて、強い力を加えると内臓に負担をかけてしまいます。
そのため、なでる程度の力でマッサージをしましょう。
強い力を入れなくてもマッサージ効果はあります。「の」の字マッサージには血液の流れを促す働きや、腸の動きを促す働きが期待できます。腸の流れを意識しながらマッサージをしてみましょう。
お風呂ダイエットを1週間続けると得られる結果
お風呂ダイエットを続けることでむくみがすっきりすることが期待できます。
入浴には血行が促されることと水圧の働きにより、血液の流れがよくなる働きがあります。
むくみは血液やリンパの流れが滞り、老廃物や水分がたまってしまった状態です。
血液の流れがよくなることでたまっていた老廃物や水分が流れていき、むくみがすっきりするのです。また、入浴をしてたくさんカロリーを消費して食べ過ぎなければ、ダイエット効果も期待できます。