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憧れ?それとも恐怖?ダイビング中にサメに出会ってしまったら!

サメが怖くて海に潜れない人がいる一方でサメは多くのダイバー達の憧れでもあります。全500種類ほどのサメの中で危険なサメはわずかですが、それでも気を付けるべきサメがいることも事実です。サメは人間をアザラシやカメなどと間違えて襲っているという説があります。ダイバーがあまりサメに襲われないのは、海水浴客やサーファーと比べてダイバーはサメにとってあまり魅力的な獲物に見えないのかも知れません。大切なのはサメに捕まえやすい獲物だと思われないようにすることです。

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危険?安全?ダイビング中のサメとの遭遇事件簿

ダイビング中にサメに出会ったら、あなたは喜ぶ派?それとも絶望する派?

2016年イギリスの人気女優エミリー・ブラントはダイビング中にサメと鉢合わせした体験を語っています。彼女はサメを怖がりダイビングをしたがらなかったそうですが、夫でやはり俳優のジョン・クラシンスキーの勧めでダイビングに挑戦。サメを見たジョンは彼女を驚かせまいと知らんぷりをしていたようですが、好奇心旺盛な一匹のサメが運悪く彼女に近寄ってしまい、サメが近くにいると気がついたメアリーは恐怖のあまり気絶。動かなくなった彼女に興味を失ったのかサメは泳ぎ去り、意識が戻ったメアリーは引き続きダイビングを楽しむことができたのだとか。こんな微笑ましいエピソードがある一方で、2017年、コスタリカでダイビング中のアメリカ人女性がサメに襲われて命を落とし、付き添っていたガイドの男性も怪我を負うという痛ましい事故が起きています。
ダイビングには、珍しい生き物たちとのかけがえのない出逢いがあると共に、危険な生物との遭遇も完全に避けることはできません。その中でも誰もが一番最初に思い浮かぶ危険生物といえばサメではないでしょうか。ダイビング中にサメと出逢ってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

本当に怖いサメはどれ?ダイビングで気をつけるべきサメ3種類

「サメ=ジョーズ」のイメージがあるせいか、サメはいつもお腹を空かせて人間を狙っていると思っている人もいるかも知れません。しかし500種類以上もいるといわれるサメの中で、人間が気をつけるべきサメはほんの数種類とされています。ホオジロザメ、シュモクザメ、オオメジロザメ、アオザメ、シロワニ、イタチザメ、ヨゴレなどは人間を襲う可能性が指摘されていたり、人間を襲った記録があったりするサメとして知られているサメです。この中から特に一般的に気を付けるべきとされている3種類のサメについて取り上げます。

ホオジロザメ…平均で体長4mほど、大きな個体では6mにもなるという「人食いザメ」の代名詞。世界中の海に広く生息し人間との遭遇率も高いサメです。肉を切り裂くためのノコギリのようなギザギザの歯は何度でも生え変わる、正に生粋の狩人です。

イタチザメ…平均体長約3mとホオジロザメに比べて小柄なサメですが、ホオジロザメ以上に攻撃的で貪欲、何でも食べてしまう悪食のサメとして知られています。からだの縞模様が特徴です。

シュモクザメ…英語では「ハンマーヘッドシャーク」その名の通り突き出た目がハンマーのようなシルエットを作る不思議な頭部を持つサメです。比較的浅瀬にも出没し、サメの仲間では珍しく群れを作ります。最大で5mほどになるとか。

以上は人間と遭遇する可能性が比較的高く、人を傷つけることが可能なサメです。ちなみに多くのダイバーの憧れである最大体長20mを誇るジンベイザメはプランクトンを主食にしているため大きな口に対して喉は非常に狭くなっていて人を飲み込むことすらできません。

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サメ目線では…?ダイビング中の人間は美味しそうに見えるのか?

サメはダイビング中の人間を「美味しそう」だと思うのでしょうか。海水浴やサーフィンなど沿岸部でのレジャーに比べて、比較的沖合いに出て行き、海中に潜るダイビングではより、サメとの遭遇率は高くなります。しかし実際にサメに襲われた事件を調べると海水浴やサーフィン、その他の海での作業と比べてダイビング中のサメの事故の割合は決して高くありません。どういう訳でしょう。海水浴客がサメに襲われるのはアザラシなどの海獣類と間違えられるからで、サーフィン中にサメに襲われるのはサーフボードから手足を出して水を掻くシルエットがサメが水中から見上げた時、獲物のウミガメに見えるせいだという説は良く聞かれます。一噛みでも命取りとなりかねないサメの攻撃ですが、サメが人間を「ちょっとかじって興味を失い去って行った」という例は意外と多く「アザラシ(ウミガメ)だと思って一口食べたけど、思ってたのと違った…」とサメにそっぽを向かれたというのは案外正しいのかも知れません。ではダイバーはサメから見るとどんな生き物に見えるのでしょう。フィンを装着した成人ならば2m前後の体長に見えるであろう人間は海の中ではけっこうな大きさです。しかも魚とも海獣類とも違う異様な動き。多くの場合は単独ではなく群れで行動していて常に周囲にバブルを撒き散らしている…実はサメから見るとダイバーは美味しそうどころか、謎の不気味生物に見えている可能性があります。サメの種類によって獰猛さには違いがあり、個体差もあることから、100%安全とは言い切れないものの、サメにとってダイバーは「害がなければ特別襲う必要はない相手」であると思われます。サメの攻撃の本能を刺激しないように気を付ければサメとの2ショットなども可能であり、恐れられる一方でサメとの遭遇はダイバー達の憧れでもあるのです。ちなみに危険なサメとして取り上げたシュモクザメの群れを海中で見ることは記事とは矛盾するようですが筆者の長年の夢でもあります。

ダイビング中にサメに出会ってしまった時の対処法2つ

ダイビング中にサメに出会った時、ラッキーだと思うか絶望を感じるかは人それぞれですが、水中を泳ぐサメの姿は落ち着いて観察すればとても美しいものです。先の記事と矛盾するようですが危険なサメとして取り上げたシュモクザメの群れを見ることが長年の夢、なんていうダイバーもいるのではないでしょうか。大切なのはサメからご馳走認定されないこと。サメへの対処法として効果があると言われている2つの方法を紹介します。

①落ち着いて動きはゆっくりと

サメに限らず肉食の生き物は弱っている個体を獲物としてロックオンします。弱っている生き物は小刻みにバタバタと動く傾向にあるため、つまりサメと逢ったら慌ててジタバタするのは得策ではありません。落ち着いてゆっくりと浮上するのがサメの注意を引かない動きだそうです。サメの方から攻撃を仕掛けて来る気配がない限り、こちらから急激なアクションは起こさない方が無難でしょう。

②鼻先を攻撃

運悪くサメが攻撃を仕掛けてきた場合、サメの鼻先を出来ればカメラなど硬いものを使って攻撃すると良いと言われています。サメは鼻先が敏感で、ここを攻撃されると戦意喪失することがあるそうです。簡単に食べられない、反撃してくる厄介な相手だと思わせましょう。

嬉しいことでも、そうでないことでも、いきなり直面した時に人はなかなか落ち着いた行動がとれないものです。ダイビングの際にはこうした万が一のための知識を頭に入れておいて損はないでしょう。

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